不動産業務代行

不動産営業のコスト削減はBPO活用!|少数精鋭で営業成果を最大化

不動産営業のコスト削減はBPO活用!|少数精鋭で営業成果を最大化

企業にとってコスト削減は必須の課題です。しかし、会社を支える営業のコストを削ることは容易ではありません。単に経費を切り詰めたり、残業を禁止したりするだけでは、かえって現場の疲弊と反発を招くでしょう。

現場が疲弊すれば、当然ながら人が離れていき慢性的な人手不足に陥ります。人手不足を新たな採用で解決しようとする不動産会社からは、次のような悩みが絶えません。

  • 求人を出しても、まったく応募が来ない
  • 時間とお金をかけて育てた若手が、すぐに辞めてしまう
  • 結果的に、社長や店長が現場の最前線を走り回っている

人手不足を採用で解決しようとすると、高騰する採用費や早期離職による損失といった、見えないコスト(固定費)を払い続けることになります。不動産営業の利益を本当に圧迫しているのは、まさにこの部分です。

この課題に対する最大のコスト削減策は、新たに人を採用することをやめ、ノンコア業務をBPO(外注)して固定費を変動費に変えることです。

本記事では不動産業界の採用や教育にかかる隠れたコストをデータで明確にしたうえで、少人数経営でも営業コストを削減して生産性を高める業務アウトソース(BPO)戦略を解説します。

不動産営業のコスト削減は「固定費のBPO(外注)化」が最短ルート

会社の利益を圧迫している真の要因は、経営者にとって何よりも大切な従業員に支払う給与そのものではありません。退職のリスクにともなう見えない固定費こそが、企業の経営を圧迫し重荷となっています。

この見えない固定費の代表例が、頻繁な離職と採用に伴う継続的なコストです。具体的には、求人広告費・紹介手数料・面接にかかる人件費などが該当します。 

さらに、新人教育にかかる時間的なコストや、戦力になるまでの機会損失も大きな負担です。
最も深刻なのは、高い離職率が組織全体の士気を下げ、生産性を低下させるという間接的な損失です。

多くの経営者が目に見える経費、例えば福利厚生費や残業代などの表面的なコストカットに走りがちです。しかし、このような対症療法的なアプローチでは、組織の根本的な課題解決にはなりません。

コストを削減し安定した企業経営を行うためには、人材の定着にまつわるリスク要因と固定費を、最小化するための制度設計が必要です。

精神論のコストカット(残業削減・経費削減)が失敗する理由

人手不足のなかで利益を出すため、現場の頑張りでカバーしようとする企業は後を絶ちません。しかし、気合や根性によるコスト削減はすでに限界を迎えています。

不動産業界の繁忙期に関する調査では、約40%の担当者が21時以降まで残業していることが明らかになっています。
(出典:株式会社いえらぶGROUP/繁忙期に関する調査)

業務量が減らないまま残業代や経費だけを無理に削ろうとすれば、以下のような悪循環に陥りかねません。

  1. 従業員のモチベーションの著しい低下
  2. サービス残業によるコンプライアンス違反リスクの増大
  3. 耐えきれなくなった優秀な人材の早期離職

現場の精神論に依存したままでは、コスト削減どころか事業を継続するための基盤が揺らいでしまいます。

採用・教育に潜む「見えない固定費」の高さ

「人が足りないなら採用すればいい」という考えも、現在の不動産業界では大きな財務リスクを伴います。現在、不動産業界の有効求人倍率は5.58倍という高水準に達しており、この売り手市場が採用コストの高騰を招いているのが実態です。
(出典:ネオキャリア/不動産業界の有効求人倍率レポート )

実際に調査データを見ると、採用1人あたりの平均コストは134.6万円に達しています。専門知識や高度な交渉・折衝スキルが求められる不動産営業の採用においては、1人の人材を獲得するだけで、これ以上の初期投資が必要となっています。
(出典:bサーチ/一人当たりの採用コスト職種別一覧)

本当のコストは採用した後に発生します。専門性の高い不動産営業は、入社してすぐに売上を立てられるわけではありません。複雑な実務や顧客の多様なニーズへの対応を一人でこなせるようになるまでには、長期間にわたる実践的な教育と、現場での手厚いフォローアップが不可欠です。

この育成期間において経営を圧迫するのは、以下のような見えない教育コストです。

  • 戦力化するまでの本人給与:独り立ちするまでの数ヶ月〜半年間、利益を生まない期間の給与と法定福利費の負担
  • 指導者の機会損失:現場のベテラン営業マンが新人指導や同行に時間を割くことで失われる、本来の売上創出機会

これらを合算すれば、1人を戦力化するまでの実質的な投資額は、採用費と合わせて400万〜500万円規模に膨れ上がります。
(出典:株式会社内藤一水社/離職によって発生するコスト調査)

それにもかかわらず日本の労働市場においては、新規学卒就職者の3年以内の離職率が大卒で33.8%、高卒で37.9%にのぼるという厳しい現実があります。
(出典:厚生労働省/新規学卒就職者の離職状況)

数百万の初期投資と育成時間をかけても、約3〜4割が早期に離脱してしまいます。だからこそ、新たに人を雇って固定費を増やすのではなく、業務を切り出して変動費化(外注)することが最も確実なコスト削減の最短ルートとなるのです。

営業リソースを奪う「ノンコア業務」の切り分け戦略

固定費を削減しつつ利益を拡大するには、現在いる少人数のスタッフが持つ時間を売上に直結する業務に集中させるしかありません。そのためには、日常業務を棚卸しし、自社で抱え込む作業と手放す作業を明確に分ける必要があります。

営業マンの時間の約7割が「商談以外」に奪われている現実

営業担当者が本来のコア業務(顧客折衝や商談)に費やしている時間は、業務全体のわずか28%にすぎません。
(出典:Salesforce/セールス最新事情 第5版)

残りの7割以上の時間は、以下のようなノンコア業務に奪われています。

  • ポータルサイトや自社HPへの物件情報入力
  • 契約書や重要事項説明書などの資料作成
  • 一括査定サイトからの反響に対する初期対応(架電・メール)
  • つながらない顧客への終わりのない追客作業

この商談以外の作業時間こそが、生産性を落とし、本来得られるはずの売上を逃している最大の原因です。

自社でやるべき「コア業務」と外注すべき「ノンコア業務」の基準

この状況を打開するためには、業務のアウトソース(BPO)が不可欠です。限られた人員で売上を最大化するには、すべての業務を自社で抱え込むのではなく、各業務の性質を見極めて任せるべきところは外部のプロに任せるという割り切りが必要になります。

BPO導入時の業務切り分け基準

業務の分類 具体的な業務内容 対応方針
コア業務
(売上に直結する属人業務)
対面での提案・クロージング
物件案内(内見対応)
売主・買主との高度な交渉
自社で対応
(営業マンの時間を投下)
ノンコア業務
(マニュアル化可能な業務)
反響の一次対応(即レス)
見込み客の継続的な追客
物件入力・ポータルサイト管理
BPOへ外注
(変動費化して手放す)

中小企業がBPOを導入して得られた効果の調査では、業務コストを削減できたという明確な財務的メリットに加え、はたらきやすい環境が整ったことが挙げられています。
(出典:パーソルビジネスプロセスデザイン/中小企業におけるBPO・業務代行の導入に関する実態調査)

つまり、ノンコア業務を外部のプロに任せることは、確実なコスト削減を実現しつつ現場の疲弊を防ぐという副次的効果ももたらします。社員が本来のコア業務(目の前のお客様に向き合う時間)に集中できる環境が整うことで、結果的に成約数と売上の向上につながるのです。

不動産業務のアウトソースで失敗しないための注意点

コスト削減と生産性向上に直結するBPOですが、導入の仕方によっては思わぬ落とし穴が存在します。単純に安さだけを基準に外注先を選ぶと、かえって現場の負担が増加するため注意が必要です。

単価の「安さ」だけで外注先を選ぶリスク

多くの中小企業がBPO導入をためらう最大の理由はコスト懸念です。そのため、少しでも月額費用が安い総合代行業者や、クラウドソーシングなどを利用した個人の外注先を選びがちです。

しかし、価格のみを基準に一般的な業者へ依頼すると、以下のような外注の失敗例が見られます。

  • マニュアル通りの事務的な対応による見込み客の取りこぼし
  • 業界用語が通じないことによる指示や確認のコミュニケーションコスト増大
  • 品質のバラつきによる社内での修正・手直し作業の発生

こうしたトラブルは、外注先が不動産業界の専門知識を持っていないことに起因します。安いからといって依頼した結果、現場の確認作業やクレーム対応に余計な時間がかかってしまっては本末転倒です。

不動産特有の専門用語と顧客心理がわかるパートナー選び

外注先選びで最も重要なのは、不動産業界への深い理解があるかどうかです。

不動産取引には複雑な法律用語や専門知識が飛び交い、顧客も高額な買い物を前に特有の不安を抱えています。業界知識のない一般的なコールセンターや事務代行では、こうした顧客心理に寄り添った対応は不可能です。

不動産特有の情報を理解し、自社の営業チームの一員として動いてくれる専門的なBPO事業者を選ぶことが、アウトソース成功の絶対条件です。質の高いパートナーと組むことで、専門外の業者に頼んだ際に発生する余計なコミュニケーションコストや品質のブレを防ぎ、結果として商談獲得率や生産性が大幅に向上します。

プロアポシリーズ活用によるコスト削減と生産性向上の両立

「ノンコア業務を変動費化したいが、専門知識を持った外注先が見つからない」

そうお悩みの経営者・店長に最適な解決策が、不動産業界に特化したBPOサービス「プロアポコール」と「プロアポアシスタント」です。

反響対応は「プロアポコール」、事務は「プロアポアシスタント」へ

不動産会社の営業リソースを圧迫する業務は大きく2つに分けられます。プロアポシリーズでは、それぞれの課題に特化した専門サービスを提供しています。

  • プロアポコール(フロント業務のBPO)
    ポータルサイトや一括査定からの反響に対する初期対応、アポイント調整など、お客様と直接接点を持つフロント業務を代行。
  • プロアポアシスタント(バックオフィス業務のBPO)
    物件情報の入力や更新、図面作成といった、手間と時間がかかる裏方の事務作業を代行。

この2つを適切に使い分けることで、少人数体制でも業務の効率化とコスト削減を両立できます。

【導入事例】月100件超の反響対応をBPOで乗り切った成功体験

実際にプロアポコールを導入し、限られた人員で大きな成果を上げている事例をご紹介します。
不動産店舗(ハウスドゥ 四日市大矢知店様)では、オープン直後から「月100件を超える売却査定依頼に自社スタッフ2名で対応していた」という過酷な状況でした。
そこで、初期対応やアポイント調整といったフロント業務をプロアポコールへ委託した結果、以下のような効果が生まれました。

  • コア業務へのリソース集中
    物件調査・資料作成・クロージングなど、本来注力すべき営業のコア部分へ社内リソースが集中。
  • スタッフの負担軽減と顧客満足度の向上
    業務の効率化によりスタッフの負担が軽減。お客様一人ひとりへの対応に余裕が生まれ、顧客満足度が向上。
  • 現場との直接的な連携
    営業担当を挟む間接的なやり取りではなく、オペレーターと直接コミュニケーション。細かなニュアンスや温度感が正確に伝わる。

(出典:株式会社プロセルトラクション/ハウスドゥ 四日市大矢知店様 導入事例

人が定着しない時代において、採用や教育といった見えない固定費に投資し続けるのは大きな経営リスクです。

フロント業務は『 プロアポコール 』へ外注し、バックオフィス業務は『 プロアポアシスタント 』へ手放す。
これらを活用すれば、新たな採用による人件費(見えない固定費)の増大を防ぐことができます。
結果として、今の人数のままでも、社内の営業リソースを最大化することが可能になるのです。

単なる経費の切り詰めではなく、固定費を変動費化する本質的なコスト削減を実現し、利益体質の強い組織を作るために、ぜひ一度「プロアポシリーズ」の導入をご検討ください。

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